考えるべきこと
最近話題の本、『あの戦争はなんだったのか』(保阪正康著・新潮新書)を読みました。
おそらく多くの方が読まれてる本であり本の評価は読んだ方、これからお読みになる方に委ねるべきで敢えてここでこの本の評価をするつもりはありません。
ただ読み終えて感じたことを少し書こうかと思います。
恥ずかしながら僕自身先の大戦についてどういう経緯で始まり、どのようなプロセスを経て終戦へと向かうのかということについて朧げにしか知識としてありませんでした。その意味でこの本によってそうしたものが多少クリアーになったように思います。
そしてそのうえで感じることはかくもおろかな指導者たちのセルフィッシュな行動により多くの国民が犠牲になったことに改めて愕然とする思いがします。
当時の国際情勢で戦争に向かうことはやむを得なかったという意見があることは知ってます。誤解を恐れずに言えばそれが自明の理であったのかもしれません。
しかしたとえそうであったとしても戦況を冷静に分析せず、確固とした戦略も、大局的なビジョンもなく惰性として戦い続けた戦争に何の意味があったのか。
こうしたことに答えはないかもしれません。しかし考え続ける責務を我々国民一人ひとりが負っているのではないのでしょうか。
ただいま一つだけ言えるとすれば決して正しい戦争も正義の戦争もないということです。
余談ですが僕の祖父はシベリアでの抑留経験があったそうです。ただ僕が生まれる一年前に他界してます。ですから祖父が何を感じ、何のために戦ったのか。そうした話を直接聞けなかったのは今となっては残念でなりません。
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コメント
TBありがとう。
読む前から、およそ分かっていたのですが、
買ってしまいました。こちらへ伺ってね、
感想を読ませて頂いて、TB期待してたの。
良かった。^^;
団塊の世代みたいなものです。
長島、大鵬、卵焼きの世代です。
よろしくね。
投稿 hune | 2005年9月15日 (木) 01時32分
huneさん。コメントまたまたありがとうございます。
huneさんのブログ拝見させていただきました。
たくさん本を読まれているんですね。
僕も大学生の頃「マークスの山」をはじめ何冊か高村薫さんの作品読みましたが今はちょっと読むエネルギーが無くてわりと軽い小説ばかり読んでます。(軽いという表現はちょっと違うかもしれませんが(笑))
でもまた少し重厚な小説を読もうかと最近思ってるのでその際はhuneさんのブログも参考させていただきます。
また時々ブログ覗いてくださいね。
お願いします(^―^)
投稿 shin | 2005年9月15日 (木) 08時00分