世知辛い世の中
9月27日付けの朝日新聞に新宿東口での募金活動が禁止されているという記事がありました。
掻い摘んだ記事の内容はマナーの悪い募金団体が増えまた最近では偽募金団体などの事件もあり警察が許可を出さなくなっているということのようです。なかには無理やり財布からお金を抜き取られそうになったという人もいるそうでちょっとびっくりしました。
ただたしかに募金活動って微妙な部分がありますよね。もちろんまじめに活動をされている団体(例えばあしなが育英会など)もありますが素性の分からないような募金団体とかもあって何となく募金をすることを躊躇ってしまいます。
むかしコンビニでバイトしてたときレジの前においてある募金箱にやたら難癖をつけてきたおやじがいてその時はなんかすごく嫌な気分になりましたけどそういうメンタリティーを持ってもしょうがないのかなあとさえ最近は思うのです。(こういう自分は嫌なんですけど)
もちろん困った人がいれば助けるという互助の精神って大事だと思うんです。ちょっと違うかもしれませんが僕も大学院時代に日本学生支援機構(旧日本育英会)で奨学金を借りて学生生活を過ごしてましたから。(奨学金はちゃんと返還してますよ)だから自分もできるだけ困った人がいたら助けたいなあと思うのです。(まあ綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが)
ただ一部不心得な人間、団体がいると聞いただけでそういうモチベーションが萎えてしまうんですよね。白い布に一滴落ちた黒いインクが染み渡るようにすべてがそう見えてしまうんですよね。だから自分のなかに躊躇いが生まれるという悪循環。(もちろんこれは誰が悪いのでなく僕自身の問題だと認識してますが。)
でもこういう状況はやはり問題ですよね。それこそ先にあげたあしなが育英会の運営も決して楽ではないという話を聞いたことがあります。また僕もややこしい病気を抱える人間ですけど海外で移植医療を受けなければならない方にとっても大勢の人が集まる場所で募金活動ができないというのは切実な問題でしょうし。
まあ結局こういうことをどう判断するかは人それぞれの価値に委ねられる部分ですから結論などは無いかもしれませんが自分の気持ちに素直に行動できる人間でいたいとは思います。
ただこういう記事を見ると『正直者がバカを見る』社会に成り下がっている日本の社会の現状に嫌気がさします。何とも世知辛い世の中になってしまったなあと。
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コメント
こんばんわ。
いつも読ませて頂いています。
夫がガンで3年半入退院繰り返して
亡くなりましたが、その時の闘病生活は、
今も、忘れることはありません。
17年前です。
<世知辛い世の中>
”弱者の言い分は、聞くに及ばない”
このセリフはある大学の学長さんが
言った言葉です。情けないと思いましたが、
弱者もしたたかに、生きていこう、
そう教えて頂いたのだと、思っています。
世知辛い世の中に憂えると思う気持ちだけは、
まだありますよ。
只、残念なのは、弱者が弱者を騙したり
いじめていることですね。
*
投稿 hune | 2005年9月28日 (水) 01時08分
huneさん。
お久しぶりです。
僕もブログ覗かせていただいてますよ(^―^)
>”弱者の言い分は、聞くに及ばない”
何とも寂しい言葉ですね。
でも僕も昔大学院で途上国の研究をしていた時「所詮は貧困層を利用した金稼ぎだ」と言われて寂しい思いをした経験があります。
僕自身は今は研究から二歩も三歩を離れてますが多くの研究者が純粋に研究活動をしてるんですけど。
もちろん不心得な人もいますがごく少数ですからね。
もっと俯瞰してものを見てもらいたいですけどね。
>只、残念なのは、弱者が弱者を騙したり
いじめていることですね。
本当にそうです。認知症のお年寄りを狙うリフォーム詐欺などもそうですがそういうことに無神経な世の中が寂しいですね。
何か暗い気持ちになってきますがまた楽しい記事も書きますのでお暇なとき覗いてください。(^―^)
投稿 shin | 2005年9月28日 (水) 06時59分